PRODUCT製品情報
粒度分布測定
レーザー回折・散乱法
分散された粒子に光を照射すると、光は粒子によって屈折・吸収・散乱され、ディテクタから10kHzの速度で電気信号として取得されます。その電気信号はミー理論によって解析され粒度分布が求められます。
試料は粉体に限らず、懸濁液やオイル中のダストなど、測定範囲に含まれるものであれば測定が可能です。
使用機器 | LMS-3000、LMS-2000e | ||
---|---|---|---|
測定範囲 | 0.01μm~3500μm(1レンジ) | ||
サンプル量 | 乾式:10g、湿式:1g ※試料が極少量の場合、ワンショット(乾式)測定も行っております | ||
納期 | 2~3日 |
光透過式遠心沈降法
光透過式遠心沈降法では、ストークスの法則を適用し、比重が同じであれば大きな粒子の方が小さな粒子よりも早く沈降することを利用します。その時の粒子濃度を光透過による濁度変化で解析し、粒子径分布(粒度分布)を求めます。微粒子の場合は、遠心器を利用して沈降時間を短縮します。
※この測定を行うには試料の真比重値が必要です。真比重の測定も当社で可能です。
使用機器 | MPS-Z(SKC-2000S) | ||
---|---|---|---|
測定範囲 | 0.1μm~500μm(1レンジ) | ||
サンプル量 | 5g | ||
納期 | 5~7日 |
音波式(乾式分級)
音波振動ふるい分け方式では、密閉されたふるい内の空気のみを振動させます。この空気の振動により、ふるい内の試料は周期的な垂直運動を繰り返します。試料は半サイクルごとにふるい上から跳ね上がり、次の半サイクルでふるい上に戻り、ふるい目を通過するものとふるい上に残るものに分かれます。さらに、付着や目詰まりを防ぐために、ふるいの底部と垂直方向から機械的パルスを与えます。
使用機器 | RPS-105、RPS-85 | ||
---|---|---|---|
測定範囲 | 20μm~5600μm | ||
サンプル量 | 10g | ||
納期 | 2~3日 |
振動式(乾式・湿式分級)
振動式ふるい分け方式では、電磁振動により垂直ねじれ振動が発生し、ふるい面上で試料が回転しながらふるい分けされます。一般的な振動ふるいよりも効率的にふるい分けができます。
※φ75、φ150、φ200のJISふるいを使用したふるい分けが可能です。
使用機器 | ロータップ式 RX-29、ギルソニックオートシーバー GA-8 | ||
---|---|---|---|
測定範囲 | 20μm~ | ||
サンプル量 | サンプル量 数十g以上 | ||
納期 | 3~5日 |
サンプル送付先はこちら
※サンプルは測定依頼後に送付願います。
〒306-0016
茨城県古河市古河740
(株)セイシン企業 粉体物性センター 宛
TEL:0280-32-3111