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原料を抽出しやすいサイズに粗砕し、適当な溶媒を使って加熱するなどして、目的の成分であるグリチルリチン酸（GA）を抽出します。残渣はフィルタープレスなどの固液分離装置で除去し、GA抽出液を得ます。この抽出液を塩析などの操作で粗精製し、沈殿した固形分（約30%のGA）を固液分離し、乾燥することで粗精製した乾粉（GA30）とします。さらにGAの純度を上げる場合には、固液分離された粗精製品を溶解後、活性炭などを使った吸着処理でGAの純度を約50％まで精製し、スプレードライなどによって乾粉（GA50）を得ることができます。
さらにGAの純度を高める場合には、吸着処理で得られた精製液をクロマト分離などの手法でGAの純度を70%、条件によっては100%近くまで精製し、スプレードライなどによって乾粉とすることができます。