PRODUCT製品情報

ロボットシフター RPS-02(音波振動式ふるい分け測定器)

ロボットシフター RPS-01

ロボットシフターRPS-02は、試料の投入からふるい分け、計量、計算、ふるい網の清掃にいたるまでを自動化した連続型ふるい分け粒度分布測定器です。最大20点までの試料を全自動で測定することができます。ふるい分けの原理に音波式を採用しているため試料とふるい網の摩擦が発生しにくく、振動式やロータップ式ふるい分け方式と比較して粒子を破壊することなくふるい分けを行うことができます。測定結果は操作パネル上に表示されるとともに、各種プリンターへ出力されます。
ロングセラー商品として多くの納入実績を持つRPSシリーズをぜひご採用いただき、工程管理・品質検査等の合理化にお役立て下さい。

特長

ふるい清掃まで含めた最大20点の連続自動測定
試料重量の計量から、ふるい分け、演算、データのプリントアウト、ふるい網の清掃まで全自動で行い、最大20点の試料を連続して測定します。
多品種測定が可能
装置には2パターンのふるいをセットすることができます。セットの目開きを変えることで異なる品種の試料の測定を1度に行うことができます。
ふるい分けの効率化
機械式パルスの効果により、ロータップや電気振動ふるいと比べてふるい網の目詰まりが少なく、ふるい分け時間を短縮することができます。
低騒音
ロータップ式、電気振動式ふるいと比較して、低騒音です。
試料を破壊せずに測定が可能
測定中の試料は縦振動するため、試料とふるい網の摩擦が少なく試料の破壊を防ぎます。それにより網の磨耗も遅らせることができます。
静電気の発生を抑え試料の凝集を防ぐ
音波の周波数を変更したり、音波の上昇・下降時間を調整することで、試料が帯電しないようにコントロールすることが可能です。
データの改ざん防止
担当者別にユーザーを割り当てることができ、ユーザーごとの操作ログが装置本体に記録されます。また、測定データの改ざん防止のため装置本体からデータの編集を行う機能は搭載されていません。データ管理用PCソフトもオプションでDI対応のソフトに変更することが可能です。
フリー電源化
装置への入力電圧はAC100~240Vに対応しています。
オンライン化
装置を自動サンプリング装置、自動搬送装置、自動縮分装置及び回収装置等と組み合わせることで、オンライン測定が可能です。

RPS-02の測定動作(ふるい2セットを使い連続測定を行った場合)

RPS-02とRPS-205(旧タイプ)の動作速度比較

ふるい2セットを使い2点連続測定を行った場合:ふるい分け時間1分

主な使用分野

医薬品・食品・電子材料・建設・鋳物砂・セラミックス・樹脂・金属・鉱物・触媒等

仕様

ふるい寸法 φ75専用ふるい
外形寸法 700W×560D×660H mm
重量 約90kg
電源 AC100~240V(50/60Hz) 1.5kW
ふるい段数 8段(オプション10段)
ふるいセット数 2セット
目開き範囲 5600μm~20μm
サンプルカップ数 20ヶ
試料容量 17mL
音波強度/周波数 0~99段階/40~99Hz
使用温度範囲 5℃~40℃
使用湿度範囲 20%~85%(ふるいに静電気が発生しないこと、結露しないこと)
外部通信 USB(2.0) × 1ヶ (ESC/P-R対応プリンター用)
RS232C × 1ヶ (パソコン用及びシリアルプリンター用)
制御コネクタ×1ヶ (外部集塵機制御用)
タッチパネル 表示サイズ : 7型ワイド  表示色 : 1,600万色
表示解像度 : 800×480
内蔵電子天秤 最大秤量 : 2,200 g (読取限度0.01g)
校正(キャリブレーション) : 2 kg
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