PRODUCT製品情報
サンプリング装置
インライン/オンライン機器を構成する際、大変重要な役割はサンプリングの抜き取り(サンプリング)です。
サンプリングした材料と母集団に差異があれば、それを用いた測定データの信頼性が著しく低下します。
インライン/オンライン機器を用いた自動化/省力化を進める上で、サンプルの物性、設備の形状、温度や圧力などの環境要因などについて、様々な検討を進めて頂き、最適なサンプリング装置を選定する事が不可欠です。
母集団との差異が出ない方法で測定機器に合ったサンプル量に縮分する
サンプリング
サンプリングカップが生産ライン内へ侵入してサンプルを採取する。
カップ移動
カップ反転前
カップ反転
ライン外へ定期的な定量排出できるサンプリング装置です。
サンプリングカップは任意の容量で製作可能で、様々な測定項目に沿った容量に合わせ定量採取が可能です。
壁際で待機するため、生産ラインへの影響なし
カップがライン内へ侵入し、サンプルを採取
カップがライン外へ移動
カップが反転して排出
スクリュー式サンプラ
流路を横断するスクリューコンベアによりサンプルを採取する構造です。流動性の悪いサンプルでも対応が可能です。
スクリューの回転方向を切替えることで、古い蓄積サンプルを取り出さない様に一旦スクリューを逆転して戻したり、正転してフレッシュなサンプルを採取出来ます。
抜き取り式サンプラ
ピンチバルブの開閉でサンプリングが行えるサンプリング装置です。ピンチバルブへ圧縮エアーを供給すると内部のバルーンが膨らみ、サンプルやエアーの漏れを防止する事が出来ます。
2台のバルブを直列に繋ぐ事で間の配管容量でサンプルの採取量を定量化出来ます。
ピンチバルブを利用することで接粉部の金属コンタミを無くし、可動域を最小限に抑える事で動作不良を抑えるシンプルな構造です。
逆洗用エアーを用いて古い滞留サンプルをラインに戻す事も可能です。。
ディスクサンプラ DS-300
生産監視の第一歩は、サンプリング対象が著しく大きいときには、全体から大口試料を取り出し、これをさらに分割しそれぞれの測定に使用する適量まで縮分します。縮分方法には流れの途中から横切って採取する流れ切断法、円錐四分法、二分割法、そして回転分割法などがあります。ディスクサンプラDS-300はこの回転分割法をより発展させたバラツキの少ない縮分器であり、またサンプル量も任意に調整出来る連続タイプの縮分器です。